仕事ができる人とできない人の違い|「忙しい」が口癖の人は要注意

皆さんの周りで何がそんなに忙しいの?って思ってしまうほど毎日「忙しい、忙しい」と言って常にドタバタとしている人はいませんでしょうか?

そういう人は確かに充実した生き方をしているように見えるのかもしれませんが、実は大半の人が仕事の要領が悪く、しなくてもいい仕事に無駄な時間を掛けているのです。

忙しいと言っている人全員がそうだと言っているわけではありません。例えば昨年対比2倍~3倍くらいの勢いで急成長を遂げている会社の社長さんや社員の方なら本当に忙しい状況はあります。新規事業を立ち上げてその準備に追われている人に関しても一時的に忙しい状況が続くことはあります。

しかし仕事に対する報酬が右肩上がりに伸びている状況、若しくは近い未来に伸びる可能性が高い状況でないにも関わらず忙しい状況が続いているということは、仕事の要領が悪いということとイコールになるのは目を背けられない事実です。

人は誰でも形はどうあれ報酬を得るために仕事をしているのであって、報酬を十分に得られないままに良い仕事をしているということはあり得ないのです。

忙しいことが悪い訳ではない

忙しいということは悪いことではなく、仕事の報酬を増やす過程で避けては通れない道であることは間違いありません。

しかし注意しておきたいことは、何かしらのチャレンジをする時に一時的に忙しくなることはあっても、それが報酬に繋がらない状態が継続する場合は自分の仕事の仕方が間違っているかもしれないという危機感を持っておかなければいけません。

  • 自分がやるべきことではない仕事をしていないか?
  • 仕事の優先順位は間違っていないか?
  • 他にもっと効率の良いやり方がないか?
  • 働く環境は自分に合っているのか?
  • そもそも今やっている仕事は必要なのか?

仕事が忙しい時には上記のような自問自答をして、少しでも無駄を省きながら効率の良い仕事ができるよう心掛けるべきです。

『忙しい』=『充実している』という考え方の日本文化

それではなぜ多くの人が報酬に繋がらない仕事を忙しそうにこなしているのでしょうか?

有力な考え方は、日本人には頑張って仕事をしている姿を褒めるという文化が根付いているからだと思います。

日本人のビジネスマンは目上の方やクライアントに対して「お忙しそうですね」などとお世辞のように声を掛けることがありますが、これは私から言わせればクライアントに対して「仕事が出来ないんですね」と言っているようなものだと思っています。それでも『忙しい』を美徳と考える日本人は「お忙しそうですね」を誉め言葉のように使い、クライアントに対して平気で言ってしまうのです。クライアントもまんざらでもない感じで対応してしまっています。

海外のビジネスマンは『成果主義』の考え方が根強いので、「意味のない仕事はしない」「ダラダラと残業をしても効率が悪いので、さっさと仕事を終わらせてパーっと飲みに行く」というような考え方をします。

「忙しい自慢」「寝てない自慢」が好きなように頑張っている姿を良しとする日本人は『承認主義』の考え方で、「たくさん働いたら頑張ってると評価される」と考え、実は要領が悪いと頭ではわかりながらもダラダラと残業時間を増やしていくことが非常に多いのです。

頑張っている人に対して評価することは悪いことではありませんが、『忙しい』=『充実している』を変な意味で捉えてダラダラと仕事をすることは絶対に止めなければいけません

忙しいと感じたならば「無駄な仕事をしている」「もっと効率良く仕事をこなせる方法があるはず」と常にアンテナを張っておけば、次第に要領よく仕事ができるようにレベルアップしていけるのではないでしょうか。

仕事の要領が良い人と悪い人の違い

それでは要領良く仕事をしている人と要領が悪い人との違いはどのような違いがあるのでしょうか?下のグラフは要領が良い人と悪い人の仕事の進行具合を時間軸でグラフ化したものです。


仕事の要領が良い人は締め切りまでの20%の時間で80%の仕事を終わらせてしまいます。最初に80%の仕事を一気に終わらせてしまいますから後半は余裕を持ってスケジューリングができます。仕事の質や納期の早さがクライアントの期待を超えてくるので満足度は高く、仕事のリピートにも繋がるのです。

一方仕事の要領が悪い人は納期ギリギリになって一気に仕事を片付けようとします。仕事を後回しにしていたため効率が悪くなり、焦って仕事をするため入念なチェックができず仕事の質は必然的に下がります。急な予定が入った時は納期も遅れるなどしてクライアントの期待を下回り、リピートには繋がらない結果となるでしょう。

パレートの法則を使って説明すると、最も仕事の効率が良い20%の時間で80%の仕事を終わらせられるという考え方になります。

パレートの法則

経済において、全体の数値の大部分は、全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。80:20の法則、ばらつきの法則とも呼ばれる。

パレートの法則|Wikipedia

もし貴方が仕事の効率をもっと上げたいと思うのなら、絶対に仕事を後回しにしてはいけません。一度仕事の手が止まってしまうと、そこから一気に仕事がはかどらなくなってしまいます。手が止まってしまったら飛ばしてしまっても構いませんので、すぐに出来るところから手を止めずに仕上げてしまうことが大切です。

仕事の要領が悪い人が良く陥りがちなことは、順番通りに完璧な仕事を進めていこうとすることで手が止まってしまい、後回しにしてしまうのです。完璧主義であることは素晴らしいことですが、仕事の集中力をできるだけ長く続けるためには出来るところから先にやることが完璧な仕事への近道です。

「忙しい」が口癖になっている人は、もしかしたらたくさんの仕事が入って忙しいのではなく、要領の悪い仕事のしかたをすることで自分から忙しい状況を作ってしまっていないかどうか考えた方が良いかもしれません。要領の悪い仕事のしかたを続けていては仕事の報酬が上がらない状態で常に余裕がない状態を強いられ続け、負のスパイラルから抜け出せなくなってしまう恐れがあります。

まとめ

今回は、仕事の要領と「忙しい」と言う人の関係性を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?

記事にもありましたが、難しいところはすっ飛ばして出来るところから仕事をして、まずは全体像を作り上げる方法を実践してみると私自身驚くほど仕事の効率が良くなったと実感しました。仕事というのは基本的に手を止めている時間の方が長いと言われますが、出来るところだけをパーっとやっていたら手を止めずにサクサク進むので、集中力が驚くほど持続するのです。

それ以来入ってきた仕事は後回しにせずまずは最初に全体をザーッとこなすようにすれば、自然と「忙しい忙しい」と言っていた自分がやりたいことができる余裕も出てきましたような気がします。

簡単なことですが意識するだけで仕事の効率が変わるかもしれないので、みなさんも良ければぜひ実践してみてください!

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